2024年12月4日、金沢市内のホテルにおいて、北陸未来共創フォーラム 留学生キャリア形成・地域定着促進プロジェクト「Link KAGAYAKI」コンソーシアム　「留学生と企業を“つなぐ”　マッチング事例報告」を開催し、北陸3県の企業、経済団体、自治体や大学関係者等、約40名が参加しました。

まず、金沢大学・森本章治理事（総括・大学改革・教育・情報担当）による開会のあいさつに始まり、続いて金沢大学・猪熊孝夫学長補佐（キャリア形成支援・リスキリング教育担当）による「Link KAGAYAKI」の活動報告がありました。次に、株式会社アプト・シンコー（富山県高岡市）、技研株式会社（石川県能美市）、創屋株式会社（石川県白山市）、福井めがね工業株式会社（福井県鯖江市）より、留学生の採用やインターンシップでの受入について事例紹介がありました。

参加者からは、「今回の発表企業の方はいずれも、ポジティブに高度人材を採用されていて素晴らしいと思いました。」「良い点・課題、また課題をどう解決したかを実例に即して話されていたので、大変参考になりました。」といった声が聞かれました。

また、本イベントに合わせて、同会場で「留学生ポスターセッション」を開催し、金沢大学のほか、富山大学、北陸先端科学技術大学院大学、北陸大学、福井大学から合わせて13名の留学生が、「私が日本で学んだこと、そして私の将来像」をテーマに自身の研究内容や将来のキャリアプランについてポスター発表を行いました。会場では、企業や自治体からの参加者が発表者と熱心にコミュニケーションを取る姿が見られました。

本イベントが、北陸地域の企業における留学生採用の増加や、北陸地域のより一層の活性化・発展につながることを願っています。

※本イベントは、留学生キャリア形成・地域定着促進プロジェクト「Link KAGAYAKI」及び北陸高度外国人材活躍地域コンソーシアム事業として実施しました。