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希望の企業の方へ

日本の就職支援体制は整っている

王啓さん/中国出身

大学院 人間社会環境研究科

人文学専攻  修了

 

株式会社小松電業所

(2022年入社)

1.金沢大学に留学したきっかけ

中国の大学を卒業後「さらに見聞を広げたい,もっと知識が欲しい」と考えていたので,日本に留学することを決めました。

せっかく留学することを決めたので,もともと興味を持っていた心理学にチャレンジしようと思いました。

心理学は実に幅広い分野なので,研究課題も様々です。

研究したい課題を絞りこみ,実際に金沢まで見学に来て,自然環境の豊かさと穏やかな雰囲気に魅せられ,入学を決めました。

 

2.大学生活で学んだこと

中国の大学時代は理系だったので,新たな分野の知識が不足していると感じていました。大学院に入り、最初の1年間は研究生として,基礎知識を学びながら,実験の補助などしていました。正規生の2年間では,動物心理学に関する課題の研究を行いました。

3.卒業・修了後に日本で就職しようと思ったきっかけ

日本の就職支援体制はとても整っていると思います。そう感じる理由の一つは,企業側が積極的に情報を公開していることです。求職者にとって,各企業の情報を早く正しく分析したいので,大切な時間が節約できます。もう一つは,インターンシップ制度です。多くの企業で実際の仕事を体験することができます。サポートがある就職活動が安心できるので,日本での就職を決めました。

4.就職までの経緯

「かがやき・つなぐ」プログラム(現在:Link KAGAYAKIプログラム)の授業を受講し,合同説明会と会社説明会などに参加しました。説明会では,「もし入社したら」を前提とし,たくさんの質問をして,担当者の回答から自分の将来の可能性を見つけました。その後,会社見学などに参加し、その際の案内も親切で丁寧に対応していただいたので,感動しました。

5.現在の仕事内容

今は生産技術部設計班に配属され,主に治具設計を担っています。今後は,ほかに様々な業務にも対応できるよう成長したいです。

6.後輩へのメッセージ

友人との情報共有は大切だと思います。新しい情報やアドバイスなどが聞けるので,心強いです。

採用先企業様からの声

株式会社小松電業所

管理部 人事課  竹川 洸 様

弊社で初めて留学生を採用したのは1994年。金沢大学大学院文学研究科の方でした。その方は,現在も大連工場の副総経理として活躍されています。それ以降も中国への子会社設立など中国とのやり取りが増える中で,留学生の方の活躍は会社を支える力となっています。
留学生の方は,仕事に対して非常に積極的で向上心のある方が多いと感じています。積極的に仕事に取り組む姿勢には周囲の社員も良い影響を受けているのではないでしょうか。
ビジネス日本語の面では苦労されている方もいらっしゃいますが,ご本人から要望があれば定期的に個別のビジネス日本語指導などを行い対応しています。

お客様のグローバル化の流れに伴って中国の子会社とのやり取りが増え,留学生の方々は日本と中国とのパイプ役として必要不可欠な存在になっています。また,語学力を活かした仕事だけでなく,営業や生産管理,生産技術など幅広い分野で活躍してくれています。
今後も日本国内のみならず中国子会社の品質向上や生産技術的な指導など幅広く業務に関わっていっていただければと思っています。また,今後入社してくるであろう留学生の方のキャリアモデルになってくれるような成長を期待しています。

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