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希望の企業の方へ

留学・就職を日本で実現

これからも目標にむかってチャレンジ!

マディア・ズルファさん/インドネシア出身

大学院 自然科学研究科

環境デザイン学専攻 博士前期課程 修了

北陸電気工事株式会社

(2023年入社)

1.金沢大学に留学したきっかけ

日本は豊かな文化、美しい自然でよく知られている、高い技術力を持っている日本で勉強することは大学1年の時からの目標でした。

大学3年の時に、交換留学生として金沢大学に1ヶ月間留学し、その際さらに日本で学びたいと思いました。2020年に文部科学省の奨学金を申請し、国費外国人留学生として再び金沢大学へ留学し、博士前期課程で学びました。

2.大学生活で学んだこと

全ての講義が英語で行われる、環境・エネルギー技術国際コース「ETIC」を専攻し、公害防止、グリーンエネルギー、SDGsなど、環境問題に関する様々なことを学びました。

研究活動以外にも、インドネシア学生会で2年間活動しました。1年目は奨学金、生活、研究活動について留学生にとって必要な知識を提供する活動を担当しました。この経験から人前で話すことやプレゼンテーションスキルが身についたと思います。2年目には財務を担当し。責任をもって取り組み、そして他の担当とも協力して、仕事を進めることを学べました。この活動で学べたスキルは現在仕事でも役に立っています。
また、金沢市の文化交流活動にも参加することで、さまざまな国の人々と交流することができ、私の社会スキルが向上したと感じています。

3.卒業・修了後に日本で就職しようと思ったきっかけ

日本の大学を卒業した後、日本で働くことで新たな挑戦をしたいと思ったからです。

私は日本企業のインターンシップや会社説明会に参加し、日本の労働文化について知識を得ることができました。日本には、社員の能力を伸ばすための研修を行い、前向きな環境があります。日本で働くことで自分のスキルを向上させ、新しい経験を積むことができると思い、日本での就職を決めました。

4.就職までの経緯

日本で働くことを決めた時、金沢大学のキャリア支援室へ行きました。どのような仕事に就きたいのか、どのような会社を探しているのか、相談することができました。日本での就職活動は未経験でしたが、内定が決まるまで、1つ1つ丁寧に教えていただき、とても助かりました。

その他、就職活動の経験が豊富な先輩、卒業生と積極的に繋がることも大切です。先輩の就職活動の経験談を聞いたり、アドバイスをもらったりするとよいと思います。

5.現在の仕事内容

総合企画部事業戦略調査室に所属し、インドネシアでの海外事業、主に財務・税務を担当しています。インドネシアのコンサルタントや社員と連携することが多く、日本側とインドネシア側の両方とコミュニケーションを取る必要があります。

財務・税務に関する多くの専門知識や日本語でのコミュニケーションが求められるため大変なこともありますが、自分で勉強したり、周りの方に助けられながら仕事スキルが日々向上していることを実感でき、とてもやりがいを感じています。
今後の目標は、日本語の能力をビジネスレベルまで向上させ、コミュニケーションや仕事を円滑に進めていきたいです。

6.後輩へのメッセージ

日本就職を目指す皆さんに、次のことをお伝えしたいです。

1. キャリア支援室の先生に相談する、インターンシップや会社説明会に参加する、視野を広げる文化交流プログラムに参加するなど、大学から提供される機会を逃さないこと。
2. 就職活動に関する準備をしっかりすること。
3. コミュニケーションを円滑にするための日本語能力を高めること。

上記3つを心掛けて、学生生活、就職活動を楽しんでください。

採用先企業様からの声

北陸電気工事株式会社

総合企画部 事業戦略調査担当部長  佐々木 明人 様

海外事業に注力していく中で、昨年に引き続き、2023年も留学生に入社していただくことになりました。
日本語と英語を混ぜて社員が日本の文化等について説明したり、留学生が母国の文化を教えたり、異文化交流が日常化しています。社内のグローバル化と多様性推進が留学生採用をきっかけに、日々進んでいると確信しております。

マディアさんには①インドネシアの経済指標の分析、②当社初海外子会社ARISEの会計・税務を担当してもらっています。経済指標の分析では政府コメントを丹念に読込み、簡潔にレポートして貰い、会計・税務では法令・規則を正確に理解し、現地スーパーバイザーとのコミュニケーションも良く、期日までに迅速に処理して貰っています。今後はARISE事業を通して、専攻した環境工学を活かし母国の大気汚染やGX、2060年カーボンニュートラルに貢献できる事を期待しています。

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