中国の大学では日本語学科に所属し，大学２年目に公費交換留学生として金沢大学に1年間在籍しました。金沢の文化と日本の戦国史に深い興味を抱いたのがきっかけです。卒業後，再び金沢に戻り大学院へ進学し，戦国史を研究テーマとして学び続けました。

大学では専門知識を中心に研究テーマに取り組みつつ，比較文学，グローバルコミュニケーション，言語学など多岐にわたる分野の授業を履修し，幅広い知識を得ました。また，学術的な思考力，チームワーク，問題解決能力も養いました。さらに，授業以外では大学で開催されたイベントに積極的に参加し，異文化交流の機会を積極的に活用しました。

私は新しい挑戦を好み，専門分野にとらわれず別の業界に挑戦したいと考えていました。その夢を実現するのは日本の企業だと感じました。なぜなら，日本企業は個人の可能性を高く評価し，専門分野や出身を超えたスキルやポテンシャルを重要視しているからです。私は文系出身でも，IT業界でのキャリアを築き，ゼロからシステムエンジニアとして成長することができると信じ、日本での就職を選びました。

現在はプロジェクト管理のウェブアプリ開発に参加し，先輩社員からのサポートを受けながら，専門知識を習得し，開発とシステムの運用に携わっています。将来は独力で優れたシステムエンジニアとして成長し，お客様の要望に応え，価値あるサービスを提供することを目指しています。日々の経験を積み重ね，技術分野での専門家になることを目標として努力しています。

外国人としては不安を感じることがきっとあると思いますが，心配せず早い段階で準備を整えて徐々に慣れていきましょう。また，断られても決して自分を責める必要はないので，自己否定しないようにしてほしいです。