インターンシップを活用し、
よりよいマッチングを実現
カレワツ・ジル・イヴァンさん/ベルギー出身
人間社会環境研究科 国際学専攻 修了 ・ 2021年就職
1.金沢大学に留学したきっかけ
若い頃から日本語と日本の文化に興味を持ち、母国で日本学科に入学しました。母国で日本語を勉強するよりも実際に日本の大学に入学し、日本に住んでみた方が効率的ではないかと思っていたため、金沢大学に入学しました。
2.大学生活で学んだこと
金沢大学人間社会環境研究科国際学専攻前期課程では人類学と国際学の理論について学びました。また、修士論文ではJETプログラムについて研究しました。この研究では多くの方とインタビューをする必要があったため、コミュニケーション能力を身につけることもできました。
3.卒業・修了後に日本で就職しようと思ったきっかけ
学生時代、東京で1年間、金沢で2年間暮らしましたが、北陸の方が自分に合うと感じました。私はベルギーの田舎で育っため、東京の満員電車と狭いアパートが合わないと思い、暮らしやすい北陸にある会社を応募しました。
4.就職までの経緯
元からIT業界に興味を持っていたため、北陸にある様々なIT企業を調べてみました。海外でも有名な富士通グループの会社が北陸内にあると知って、石川県と富山県にある富士通グループ会社のインターンシップに応募しました。インターンシップ後も積極的に人事の方と連絡をとり、富山富士通では海外でのサービス展開も行っていることを知り、志望度が高まりました。
6月からの採用面接に向けて、先輩からの就職活動アドバイスを頂き、面接で自分の言語能力とパソコンに関する知識をアピールしました。内定後も富山富士通での二2ヶ月間のインターンシップを行い、入社する前にマナーや会社について様々なことを学びました。
5.現在の仕事内容
現在は情報セキュリティ推進室に所属し、主に海外の方と関わる仕事をしています。海外のパートナー会社とサービスに関する相談を行い、海外とのコミュニケーションをスムーズにするために努めています。その他はお客様が利用する書類の作成や編集などを行っています。
今後の目標として、様々なIT資格をとることによって、自分のITに関する知識を増やし、システムの理解を深めたいと思います。
6.後輩へのメッセージ
これから就職活動を始める方に最もおすすめしたいのはインターンシップです。企業の雰囲気やスタッフの性格を知るにはインターンシップが最も効率的な方法です。
採用先企業様からの声
株式会社富山富士通
情報セキュリティ推進室 岩坪 真澄 様
富山富士通は、グローバルに富士通グループのインフラ(セキュリティ、ネットワーク、クラウドなど)やサービスを支えるミッションを担っています。そのため、グローバルなプロジェクトが多数あり、マインド・語学力の多様化が必要不可欠です。留学生の方々も、入社後、教育研修等で技術力・スキルを磨き技術者としてグローバルに活躍いただくとともに職場内のカルチャー・マインドセットの変革にも貢献いただいております。
システムの海外展開プロジェクトの立ち上げを担務しており、語学力とコミュニケーション力で即戦力として活躍いただいています。向上心が非常に強い方ですので、今後さらにIT技術/知識を身に着けていただき、技術者として国内外の担当者に提案できる人材へ成長することを期待しています。